社内体制整備について


私が起業した当初はとにかくお金もなかったので書類作成や登記のアドバイスだけ司法書士の先生にお願いして、実際の書類提出などの申請は自分で行いました。起業当初は従業員もいなかったので社内の規定や稟議制度なんてあるはずもありません。最終的には会社を上場企業に譲るにあたり、すべての社内体制を上場基準を満たす形にアップデートしました。

創業当時からガチガチの制度を導入しても運用が回らないですし、組織が拡大してから制度が整っていないと各部署で問題が発生しやすくなります。一番大切なのは、会社がどのステージにいるのか?今後どのような成長を遂げていきたいのか?将来のイメージを持つ事が重要になってきます。この現状把握とマッチする制度設計を行い運用していく事で現場でのストレスも少なくなると思います。

ただどこから最初は手を付けて良いのかまったく分からないと思うので、何があって何がないのかをリストアップする事をお勧めします。また最近は労務管理や給与計算などはシステム導入して簡単に管理できる方法もあるのでコストと相談しながら導入を検討するのもありだと思います。