
住信SBIネット銀がIPO延期、ウクライナ危機で需要見込めず=関係者
[東京 7日 ロイター] – インターネット専業銀行の住信SBIネット銀行が、24日に予定していた株式新規上場(IPO)を延期することが分かった。事情を知る関係者が明らかにした。ウクライナ情勢で投資家心理が冷え込み、期待していた需要を集められないと判断した。

ウクライナ危機により日経平均終値が25,000円を割り込みました。マザーズも700ポイントを割り込んでいる状況で方向性が見えるまでは投資家は投資を手控える向きも多いようです。さきほどトルコのチャブシオール外相が3/10にトルコ南部のアンタルヤでロシアのラブロフ外相、ウクライナのクレバ外相との3者会談を実施すると明らかにしたようなので、停戦に向けて方向性が定まって欲しいものです。
そもそもIPOのメリットは?
- 資金調達
- 信用
- 採用
- 創業者利益
いくつかある中で資金調達する事により投資のキャッシュが潤沢に集められます。未上場ではできなかったような大きなチャレンジもできる一方で、株主の利益を担保していかないといけないので大きな失敗はできなくなります。また物言う株主もいますので経営方針含めて思い通りにはいかなくなってしまいます。
一方で上場準備含めた管理コストは年間1億円以上かかるとも言われ、これらのコストを飲み込めるだけの利益を出さないといけません。
人生一度きりですので一回はあの鐘を鳴らしてみたいものです。