女性の働きやすさ、ワースト2位


【ロンドン共同】英誌エコノミストは7日、先進国を中心とした29カ国を対象に、女性の働きやすさを指標化した2021年のランキングを発表した。首位は2年連続でスウェーデン。上位4カ国を北欧諸国が占めた。日本は下から2番目の28位、最下位は韓国で、両国は少なくとも16年から6年連続で同じ順位となっている。

私が今まで運営してきた事業の成長には女性の活躍なしには考えられません。以前報道にもあった医学部の合否判定に性別が関係したなどと時代錯誤ですね。グローバルに活躍できる人材輩出、次なるGAFAを日本から生み出す為には性別関係なく同列で一丸となってコミットしていかなければ成しえないでしょう。本当に優秀な女性経営者はたくさんいらっしゃいます。私個人的には流れ星を人工的に作る宇宙エンターテインメント事業を運営されている株式会社ALEの岡島さんを応援しています。

くしくも3月8日は国際女性デーです。国連が定める2022年のテーマは「持続可能な明日に向けて、ジェンダー平等をいま」だそうです。近年では色々な企業がこの日に合わせてキャンペーンやイベントを行うことも増え女性の地位向上、性差別撲滅の為に広く呼び掛けています。もともとは女性参政権運動や労働運動にルーツを持つ「国際女性デー」ですが、日本の政治や労働環境を含めて改めいきたいものです。2021年の女性議員の割合はスウェーデン47%に対して日本はわずか9.7%と国際的にみてもかなり低い水準です。日本の有権者が男女ほぼ半々であることを考えると女性進出の余地は大いにあります。

また日本における女性経営者の割合も2021年時点で8.1%とこちらも低い状況にあるので、女性ならではの視点でビジネスモデルを構築する女性経営者がもっと増えてきたら自ずと日本経済もさらなる発展が望めるのではないでしょうか?